歴史 : セラップラボラトリー


セルコスメとセルメン:家族に伝えられるスイスならではのノウハウと専門知識の融合
セルコスメとセルメンは科学的快挙と人々の努力によって誕生しました。人々の情熱とスイスが誇る質の高い精密な技術は、スキントリートメントにおけるセルコスメとセルメンの国際的成功の基盤です。

細胞化粧品の誕生

スイスで細胞化粧品が誕生

細胞化粧品は1980年代にスイスの細胞療法を応用して生まれました。細胞化粧品の誕生の基盤となった細胞療法はスイス人医師ポール ニーハンスが1931年に確立した医学療法です。しかし、この技術が化粧品分野でリバイタライズトリートメントとして取り入れるまでには長い道程がありました。

Dr.アルフレッド フィスターの発見

セラップラボラトリーの原点:スイスの医師でポール ニーハンス教授の教え子、Dr.アルフレッド フィスター(1910年〜1990年)

 

Dr.アルフレッド フィスターは、医学的用途での細胞科学に情熱的に取り組んだ先駆者です。ニールハンス教授のもとで学んだこのスイス人医師は、従来のリバイタライズ細胞療法に用いられている手法にあった多くの問題を解決するための科学的技術の研究に、生涯の大部分を捧げました。その問題とは、凍結乾燥または冷凍されると、細胞成分の効果が失われてしまうことでした。1955年、Dr.アルフレッド フィスターはついに、安定した信頼できる効果的な新しいメソッドを見つけました。彼は細胞成分の劣化を遅らせる保存剤の開発に成功したのです。そのメソッドはセルヴィタルと呼ばれました。セルヴィタルのおかげで細胞成分は“呼吸”し続け、その活力を全く失わずに保持されるようになりました。ジュネーヴのバッテル研究所が行った数々の試験(ノーベル生理学・医学賞受賞者、ワールブルク教授の試験)の結果、セルヴィタルの効果が確認されたのです。

セルヴィタルの開発は、細胞療法にとって重要なステップとなりました。細胞成分を抽出してからも、細胞成分を安定させることが可能となったのです。Dr. アルフレッド フィスターはセルヴィタルを、自身が経営していたリバイタライズ・クリニックで、数年間に渡り医学分野で活用しました。彼のあとを引き継いで、スイスのレマン湖沿いにあるこのクリニックの経営者(1977年から1985年まで)となったのが、息子のロラン C. フィスターです。

 

細胞療法からセラップラボラトリーの細胞化粧品へ

「ところで、肌のためには何をなさっていますか?」
クリニックでリバイタライズ治療を受けた患者から投げかけられたこの質問がきっかけで、ロラン C. フィスターは細胞療法を化粧品にも活かすことができるという確信を持ち、細胞療法を活かした化粧品の開発を決心するにいたりました。
リバイタライズ治療の原理は、「早期の加齢化やストレスで活力を失った器官を、類似の器官から抽出した若い健康な細胞成分によって刺激しリバイタライズする」ということです。

皮膚は生きた器官であって、植物ではないため、細胞科学を化粧品に応用することは、理に適ったことに思えました。
父親と同じく、細胞科学に強い興味を持っていたロラン C. フィスターは、それまで医学分野のみで使われていた技術を、安全で確かな方法で化粧品分野に応用することを思いついたのです。
この考えに基づいて、ロラン C. フィスターは1978年、クリニックの患者用に細胞成分をベースにしたエステトリートメントを開始しました。
このトリートメントはたちまち大人気となり、患者たちはクリニック退院後もエステトリートメントを続けたいという要望を、ロラン C. フィスターに伝えました。その強い要望に応えるために、彼はクリニックや病院以外でも使うことができる細胞成分入りのクリームを作ることを考え始めました。これが細胞化粧品の始まりです。

 

ロラン C. フィスターは、細胞化粧品を製造しうるメーカーを探しました。しかしながら、彼が考える細胞化粧品の処方は、あまりに高い技術レベルを要するため、製造を確実に請け負えるメーカーは見つかりませんでした。その細胞化粧品の仕様書には、細胞成分を数ヶ月間にわたって生きた状態に保つことが要求されていたのです。
既に他の化粧品会社のために製造していた、凍結乾燥細胞成分の使用を強く薦めるメーカーもありましたが、それでは意味がないというのがロラン C. フィスターの考えでした。クリームに生きた細胞成分を配合することは、彼にとって譲れない条件だったのです。

 

ロラン C. フィスターは細胞科学を化粧品分野に応用することをあきらめず、このプロジェクトに確信を持って、優秀な生物学者と医師達をスタッフとして雇用しました。さらには最初の機械となる容量20㎏のホモジナイザーを購入しました。そして製剤研究者とともに、後にスイスの細胞化粧品シリーズ、セルコスメ&セルメンに配合されることになる成分の開発について検討を始めたのです。

セラップラボラトリー

スイスの新しい世代の細胞化粧品

1982年、ロラン C. フィスターがセラップラボラトリー(株)を創業しました。セラップラボラトリー(株)は化粧品開発に特化した企業です。
1984年8月、スキントリートメント製品の開発が終了し、これらの製品は当時フィスターが院長を務めていたリバイタライズ・クリニックの患者のみに使われることになりました。
セラップラボラトリーが開発したこのトリートメント製品が、患者たちから大好評を博したことで、国際市場への進出を図るべきだと考えられるようになりました。
ロラン C. フィスターが決意を固めたのは、1985年のこと。彼はリバイタライズ・クリニックの経営から身を引き、この新しい世代のスイス細胞化粧品の市場進出に100%力を注ぐことを決心しました。
妻であるエディット フィスターの助けを借りて、女性用トリートメント製品セルコスメ、そして男性用トリートメント製品セルメンのコンセプトを最終的に仕上げるためには、それからさらに2年以上もの年月を要しました。

というのも、この新しい細胞化粧品を国際市場に売り出すためには、なにもかもゼロからスタートしなくてはならなかったからです。パッケージング、資料、使用方法の説明書、スキントリートメント細胞由来成分を配合するための安定化製法の開発を始め、セルコスメとセルメンをスイス及び世界各国で厳選された流通網で販売するためには、他にも多くの努力が必要でした。
1986年、セラップラボラトリーはモン・シュール・ローザンヌ市に、生産ラインとパッケージング・梱包ライン、最先端を行く研究開発部門を備えた本社を置きました。ここでは優秀な生物学者と化粧品研究者たちが働いています。

 

テクノロジー

1987 年:セルコントロール製法の完成
 

化粧品の世界にとって大快挙であるセルコントロール製法。細胞化粧品の歴史の中でも重要な鍵となるセルコントロール製法は、セラップラボラトリーの国際的“サクセスストーリー”の序章を開きました。

セルコントロール製法とは、セラップラボラトリーの研究開発チームが創り上げた液状の特別な安定材により、細胞成分を数ヶ月間に渡って生きた状態で保つことができる製法です。 セルコントロール製法のおかげで、細胞成分の生物学的資質と素晴らしい活性力を保つ安定型バイオインテグラルセルが生まれました。安定型バイオインテグラルセルは、後にセルコスメ&セルメンのトリートメント製品に配合されることになります。この細胞成分は、セラップラボラトリーが世界で独占的に販売しています。

セラップラボラトリーが細胞シリーズのトリートメント製品に用いているセルコントロール製法は、現在もなお、肌のリバイタライズ効果を高める細胞成分の生物学的活動を保つための最も効果的で最適な製法であり続けています。




セルコスメ&セルメンの始まり

機能性化粧品のパイオニア、そして製造メーカーでもあるセラップラボラトリーは、1987年、皮膚のリバイタラズのための革命的な細胞化粧品2シリーズを新発売しました。

- セルコスメ(女性用)

- セルメン(男性用)

セルコスメとセルメンの発売により、セラップラボラトリーは以下の点を尊重する細胞化粧品を初めて提案することで、他の化粧品メーカーとの違いを明確に示しました。
-    肌の生理学的年齢
-    女性と男性の肌のホルモンの特徴

 

肌のニーズは、その生理学的年齢によって変化します。このような理由から、セルコスメとセルメンのトリートメント製品のラインアップには、細胞成分の配合濃度が異なる製品がそろっています。

女性用トリートメント製品セルコスメと並行して開発された男性専用のセルメンは、男性の肌特有のニーズに応えるトリートメント製品です。セルメンは今日、男性化粧品市場で最も幅広い製品を揃えたシリーズに成長しています。

セルコスメ&セルメンは一般用のトリートメント製品の他にも、セラップラボラトリー認定のエステサロンとスパで使用されるプロフェッショナル用の製品が揃っています。

 

セルコスメ&セルメン:«100%Swiss Made»

セラップラボラトリーは創業以来、スイスで生まれスイスで製造されるブランドであることにこだわってきました。セルコスメは赤と白、セルメンはグレーと白で統一、スイスの国旗の十字マークをロゴに取り入れ、世界中の消費者にスイスが誇るノウハウと高技術を活かしたブランドであることをアピールしています。

セラップラボラトリーの製品は研究・開発、製造、パッケージングまで全てスイスで行われており、セルコスメとセルメンのトリートメント製品に«100% Swiss Made» と表記できることを、社員一同誇りにしています。スイス製高級化粧品として、セルコスメとセルメンは、スイス製化粧品の高品質を保証するスイス化粧品保護協会(Swisscos)に加盟しています。

 

成功への歩み

成功への歩み

セルコスメとセルメンが発売になるとすぐに、世界の市場がセラップラボラトリーに興味を持ちました。1988年1月にはすでに欧州各国、日本、その他のアジアの国々、米国、ロシアなど、世界の様々な地域から独占販売契約を求める販売代理業者からのテレックスが届き始めました。
セラップラボラトリーは、発展に向けて歩み出したのです。
セラップラボラトリーの発展は、市場規模だけにとどまりません。研究所の組織、従業員、製品、企業の永続性の面でも、常に改善・強化され続けています。

家族の伝統を大切にする象徴として、ロランC. フィスターの義理の息子であるアレクサンドル シャピュイ(現在はセラップラボラトリー社長)が、セラップラボラトリーに入社しました。アルフレッド、そしてロラン C. フィスターから細胞科学への情熱と革新的精神を受け継いだ彼は、セルコスメとセルメンの高級ブランドとしての地位を、スイス及び国際市場でさらに強化し発展させるべく力を注いでいます。

1993年:細胞シリーズに続いて植物シリーズ登場

リラクゼーションとウェルネスを求める声の高まりに応え、セラップラボラトリーはフラワーエキス、植物オイル、エッセンシャルオイルなどの植物成分、さらには海洋成分を配合したトリートメント製品を発表しました。植物成分はトリートメントに最適で、期待される効果にふさわしいものであることが明らかな場合に使用されています。

 

セラップラボラトリーは安定型バイオインテグラルセルと植物成分を両方とも配合したトリートメント製品も続いて開発しました。これらの異なる成分(植物細胞)の相乗効果でさらにトリートメントの効果がアップ。セラップラボラトリーは細胞科学技術と植物学技術の両方を駆使することができる、今日なお非常に数少ない化粧品メーカーのひとつなのです。

1994年:セラップラボラトリーの米国系列会社«スイスコスメ社(Swisscosmet Co.)»創立

スイスコスメ社はニューヨークで創業した後、2009年にフロリダに移転しました。フロリダでは、オフィスと倉庫が快適に設置できるように、オーダーメイドで建築された素晴らしい建物が落成されました。

1997年:バイオテクノロジーの快挙:安定型バイオインテグラルセル 〜 細胞化粧品界における新たな偉業

化粧品業界の革新的先駆者であるセラップラボラトリーは、1997年に新たな快挙を成し遂げます。安定型バイオインテグラルセルが、バイオテクノロジーにより得られるようになったのです。この画期的な方法では、元の細胞から多くの細胞を培養することが可能です。つまり、使用のたびに直接採取を行う必要がないのです。そのため、高い効果と安全性を守りながら、今までよりも多くの細胞成分を提供できるようになりました。

これは現代の化粧品科学において、最も高度な技術を要する最も新しい発見だと言えるでしょう。

セラップラボラトリーはスイスの新しい世代の細胞化粧品及び植物化粧品の元祖となったことを誇りに思っています。

 

 

1998年:ホールディングカンパニーとなって基盤を強化

セラップラボラトリー ホールディングの本社が、スイスのモン・シュール・ローザンヌの既に研究所が入っていた建物に設立されました。

 

2005年:セラップラボラトリーは国際標準規格ISO 9001:2000(後にISO 9001:2008)認証取得



2009年:セルメン(男性用)から7つの製品新発売

セルメンに新しいトリートメント製品が仲間入りしました。ハイテクなセルメンの製品は、イメージとルックスを気にかける現代男性の要望に応えるものです。セルメンは男性の肌特有のホルモンの特徴を大切にした、現在でも唯一の細胞・植物機能性化粧品です。

2010年:モン・シュール・ローザンヌに生産工場設置

超近代的で最先端の設備が整った、セラップラボラトリーの拠点。敷地表面積は3000㎡ を超えます。生産及びスイス国内・国外への発送において、企業のキャパシティの拡大を狙う、セラップラボラトリーの発展計画の一環となる拠点です。

 

2011年:超セレクティブな高級トリートメント製品ライン«セレクティブ»と究極の美容液«セルリフトセラム»の発売

優れた有効成分を高濃度に配合したこのラインは、卓越した結果を確実に生み出すために、最先端の厳しい科学研究から誕生しました。
セレクティブ・ラインの初めての製品は、2011年に発売されたセルリフトセラム。初めて使った時からすぐに肌がなめらかになり、ふっくらとするのが実感できます。セルリフトセラムは、セラップラボラトリーの流通網がある世界各国で、既に大成功を納めています。


 

そして、今日なお…

大きな可能性を秘めた市場への進出、販売網の強化、新しいコンセプトの導入、新製品の開発…。セラップラボラトリーは、細胞化粧品の歴史に新たなページを書き続けています。

セラップラボラトリーのブランド、セルコスメセルメン100%スイス製で高い技術性を誇り、独自のセレクティブな流通網を通して販売される化粧品という、新しいビジョンを生み出したのです。

このようなエスプリの中でセラップラボラトリーは、スイス製の細胞・植物化粧品ブランドであるセルコスメセルメンを通して、さらに機能性に優れた、効果的で高品質のトリートメント製品をお客様に提供できるよう、今後もたゆまぬ努力を続けていきます。